2015年3月20日金曜日

きんぴらゴボウ炒め06

きんぴらはゴボウの旬がいい♪♪♪何時でもありそうだが旬に勝るものはない。ゴボウの香り、柔らかさ、灰汁のなさ!重要な要素だ。中学1年生初めての弁当、友達と一緒に食べていたが何時も弁当に引け目を感じていた。色味が茶色だからだった。 特にきんぴらは何時も入っていて『お前の弁当いつもきんぴらだな!』ぐさりと心に刺さる友達の言葉。だからと言って兄嫁の『ねえさん』にお願いできる状況ではなかった。家の中で食べ物に関しては、出たものを文句を言わず食べることになっていて、お願いが出来る家風ではなかった。時を隔てて今思う。ゴボウに人参がさりげなく入っていて油と醤油、(最近は麺つゆ)が絡んでまさに日本のお惣菜だ♪♪♪

きのこのバター炒め05

自家製えご(天草)04

いかとレンコンの煮物03

菊・もってのほかのお浸し02

ズイキの酢の物01

この味が解るのには人生の年輪を必要とする。中学生までは論外、高校生では大人のまねはしたいが無理、大学生で酒が飲めるようになってちょっとだけ。40歳くらいでボチボチ、還暦過ぎたころから身体に沁み込む酸味、舌触りのずっるっとする食感♪♪♪満腹にならないおなかに優しいこの一品。女、子供でさりげなく食べる子がいるのが不思議だ。微妙な甘酢の味付けと共に、間違いなく長寿のお惣菜だ。